PENTAX 12x50 PCF

　・スペック

　　口径：50mm

　　倍率：12倍

　　実視界：5.5°

　　重量：約900g

　　購入時期：1985年頃だったと思う

　　購入価格：約20,000円だったと思う

　　説明：天体観測用の双眼鏡と言えば7x50なのですが、光害のある場所では

　　　　やや倍率が高い方が良いだろうということで10倍を買おうと思って店に

　　　　行くと在庫が無かったので、12倍を買いました。

　・感想

　　もう、20年以上も使っている双眼鏡で、性能的には特に問題はありません。

　　倍率は12倍ですが、実視界は5.5°あるワイドタイプですし、ラバーコートで

　　冬でも手で持ちやすく、今でも現役です。

　　でも、倍率が高いので、思った方向に向けれなかったり、手ぶれが起こったり

　　するので、慣れが必要です。初心者は、やはり、7〜8倍のワイドタイプが良い

　　でしょうね。

　　星像は、視野の1/2までは良好です。そこから乱れ始め、視野の2/3より外は

　　星はピンボケのようになります。古い設計なので、仕方ありませんね。

　　でも、星雲・星団を観測する時は、倍率も高く、詳細まで観測でき、結構気に

　　入っています。例えば、M27は四角く見えるし、M35、二重星団等の散開星団

　　は小さな星がびっしり集まっているのが分かります。

　　星雲・星団の双眼鏡での見え方と写真集も参照下さい。